事業主貸の期末処理ついて
個人事業主です。事業主貸で処理したものについては、期末に事業主借と精算処理しなければならないと税務署の回答でしたが、実際にはどのように処理すればいいのですか?ご教示下さい。
正直なところ所得に影響がないため、深く考えたことはありませんが、精算処理をしてもしなくてもどちらでも良いかと思います。
※実務上は精算処理せずに申告することも多いですが何か言われたことはありません。
税務署の方から精算すべきという回答があったのであれば、「事業主借××/事業主貸××」という仕訳を一つ入力するだけですので、お手間でなければそういった処理をされても良いのかとは思います。
- 回答日:2021/09/08
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期末に事業主貸を事業主借で精算する場合、以下の手順で処理します。
1. 事業主貸の確認
→ 期中に事業主貸として処理した金額を集計。
2. 事業主借で相殺
→ 仕訳例(個人資金を事業用に補填する場合)
**(借方)事業主借 ××× / (貸方)事業主貸 ×××**
3. 帳簿上の整理
→ 事業主貸の残高をゼロにし、事業主借へ振り替え、税務上の整合性を確保。
4. 確定申告時の注意
→ 事業所得の計算に影響しないが、帳簿上の整合性を保つために適切な処理を行う。
青色申告でも白色申告でも、税務署の指示に従い適切に処理しましょう。
- 回答日:2025/02/16
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個人事業主における「事業主貸」と「事業主借」は、事業とプライベートの資金移動を記録するための勘定科目です。これらは決算時に「元入金」へ振り替えることで精算します。
精算手順:
事業主貸と事業主借の相殺: 期末に、事業主貸と事業主借の残高を相殺します。例えば、事業主貸が50,000円、事業主借が30,000円の場合、差額の20,000円を計算します。
元入金への振り替え: 上記の差額を「元入金」勘定に振り替えます。この場合、以下の仕訳を行います:
事業主貸が多い場合(差額がプラス):
借方:事業主借 30,000円
貸方:事業主貸 50,000円
貸方:元入金 20,000円
事業主借が多い場合(差額がマイナス):
借方:事業主借 50,000円
貸方:事業主貸 30,000円
借方:元入金 20,000円
この処理により、事業主貸と事業主借の残高はゼロとなり、翌期に繰り越されません。多くの会計ソフトでは、この振り替えが自動的に行われますが、手動で帳簿を管理している場合は、上記の仕訳を手動で行う必要があります。
不明な点がある場合は、税理士や専門家に相談されることをお勧めします。
- 回答日:2025/02/07
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