法人→個人事業主で、名義変更などの時期について
法人から個人事業主になろうと思っております(法人は休眠)が、名義変更は営業終了日の数ヶ月前から行い始めて大丈夫でしょうか。また、法人の口座は名義変更が全て済んだ時点で早めに解約しようと思っておりますが、問題などないでしょうか。
名義変更の時期は任意ですので税務上はいつでも構わないと思います。
ただし、法人から個人への名義変更は税務上は法人から個人への譲渡になりますので、価値があるものの名義を変更する(例:固定資産、保険契約等)場合には法人で損益が発生し対価を個人から法人へ支払う必要がありますのでご留意ください。
法人口座についてはビジネス上必要ないのであれば解約しても税務上は問題ありません。
- 回答日:2021/09/09
- この回答が役にたった:2
安心しました。注意点も有難うございます。
投稿日:2021/09/10
- この回答が役にたった
荒井会計事務所
- 認定アドバイザー
- 群馬県
税理士(登録番号: 63578), 公認会計士(登録番号: 35025), 社労士(登録番号: 13120156), 行政書士(登録番号: 16140764), 中小企業診断士(登録番号: 421403)
名義変更の開始時期については税務上、法人の休眠前に行っても問題はないです。
ただ、名義変更した場合、その資産や負債の異動に対して法人と個人間で売買または贈与(または引受)が行われることとなります。
この場合、名義変更の内容に応じて法人側または個人側、またその両方で損益が発生する可能性がございます。
⑵法人の預金口座について、不要でしたら解約しても問題ないです。
- 回答日:2021/09/23
- この回答が役にたった:1
- この回答が役にたった
法人を休眠し、個人事業主へ移行する場合、名義変更の手続きは営業終了日の数ヶ月前から始めても問題ありません。ただし、取引先や行政手続きの関係で時期を慎重に選ぶ必要があります。法人の銀行口座は名義変更後に解約するのが適切ですが、税務関連の確認や未処理の取引がないかチェックした上で行うべきです。法人の休眠届や個人事業の開業届の提出時期にも注意し、税務署や取引先と適切に調整してください。
- 回答日:2025/02/16
- この回答が役にたった:0
- この回答が役にたった
法人から個人事業主への移行に伴う名義変更と法人口座の解約について
① 名義変更のタイミング
法人から個人事業主へ移行する場合、営業終了日の数ヶ月前から名義変更を進めても問題ありません。
✔ 早めに変更を進めたほうが良いもの
・取引先への名義変更手続き(請求書・契約書・振込先)
・リース契約や各種ライセンスの変更
・公共料金や事業用クレジットカードの名義変更
✔ 法人の営業終了日まで変更しないほうが良いもの
・税務上の届出(個人事業開始届、法人の休眠届など)
・社会保険の変更手続き
② 法人の口座解約のタイミング
法人口座は、法人の取引が完全に終了し、税務処理も完了した後に解約するのが望ましい。
✔ 法人の口座をすぐに解約しないほうが良い理由
・法人の未収入金や支払いが残っている可能性がある
・法人の確定申告後、税金の還付や振込がある場合がある
・税務署や取引先とのやり取りで法人の口座情報が必要になることがある
✔ 口座解約の適切なタイミング
・法人の決算申告・納税が完了し、未払い・未収の確認が済んだ後
・個人事業の口座に取引を完全に移行した後
結論
✔ 名義変更は営業終了の数ヶ月前から進めてOK
✔ 法人の口座は税務処理が完了し、すべての取引が終了してから解約するのが望ましい
- 回答日:2025/02/09
- この回答が役にたった:0
- この回答が役にたった
社長のお悩み第1位「売上が上がらない」を「売上が上がる」に改善させる!クラウド会計専門三宅綜合会計事務所
- 認定アドバイザー
- 静岡県
税理士(登録番号: 120363), 公認会計士(登録番号: 16849)
相談者様のご見解で大丈夫です。
- 回答日:2021/09/18
- この回答が役にたった:0
- この回答が役にたった