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開業前の試験販売にかかった諸費用の勘定科目について

    菓子店の個人事業主です。
    今年1月に開業届を提出しましたが、前年12月に実施した試験販売で約9万円の売上があります。
    その際に発生した材料費や包装資材代、配送料などの経費を「開業費」と「販売原価」のどちらにしたら良いか困っております。

    試作以外にかかった売上になりうる物品の購入は開業費ではなく販売原価に当たると聞きましたが、一部は試作にも使っていたり、大量に仕入れて現在も残っている品もあったりと物によって使途や在庫状況が曖昧で、1枚のレシートにも様々な用途のものが混ざっております。
    開業前に購入したものはレシート(領収書)ごとに金額や購入内容をExcelで記録しており、出来ることならばその合計金額をすべて開業費として計上してしまいたいところなのですが、それでも良いのでしょうか。
    ちなみにこの売上分の確定申告は時間がなく、税務署にも確認の上で申告しませんでした。シミュレーション目的で利益も殆どありません。

    ご回答頂けますと助かります。よろしくお願いいたします。

    森税理士事務所

    森税理士事務所

    • 認定アドバイザー評価ランク2
    • 東京都

    税理士(登録番号: 144440)

    開業費は開業費として処理し、販売原価は販売原価として処理するべきと思われます。それぞれの取扱は↓の通りです。
    開業費→任意償却(好きなときに経費にできる)
    販売原価→売上に対応させて経費とする。

    開業費、販売原価の考え方は以下の通りです。内容をご確認いただき、適切な科目で処理を処理をお願いします。
    開業費→事業を始めるにあたって、必要だった経費
        参考:https://www.freee.co.jp/kb/kb-kaigyou/range/

    販売原価→売上を得るために直接要した経費(売上原価や発送費など)

    上記の通り開業費と販売原価は全く別の性質を持つ科目であることから、どちらで処理するという選択肢はないように考えます。

    • 回答日:2022/05/16
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