外貨だての記帳方法
外貨だてでクレジットカード(ウェブ)決済した領収書の記入方法を、具体的に教えていただけますでしょうか?
よろしくお願いいたします。
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こんにちは
回答させていただきます。
全て円に換算して記帳します。
領収証には例えば、109.5円×100USD=10,950円
というようにメモ書きすればいいでしょう
換算レートは、カード使用日のTTBか、実務的には、そのカード使用日の属する月の月中平均TTMを使うことが多いかと思いますが、いずれの換算方法を使うにしろ継続適用が条件となっています。
ちなみに、原則的には、経費発生日のレートで未払計上して、決済日のレートで反対決済して差額を為替差損益で処理するという二段構えの処理をしますが、少額であれば、支払日ベースで換算すればいいと思います。
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- 回答日:2021/09/17
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原則的には、外貨で決済したときしたならば、外貨建てで領収証を作成すれば問題ありません。
記帳するときは、日本円で記帳しても、外貨記帳と円貨記帳をしても、結局は、数字は変わらないので、円貨記帳のほうが楽ですね。
摘要欄に外貨金額と換算レートを記載しておけばよいと思います。
- 回答日:2021/09/17
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ありがとうございました。
投稿日:2021/09/17
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外貨建てクレジットカード決済の記帳方法(円換算)
1. 取引日と換算レート
- 領収書の日付を基準にするか、クレジットカード会社の決済日を基準にする。
- 為替レートは、①税法上の公示レート(TTBなど)、②カード会社の請求レートのいずれかを使用。
2. 仕訳例(米ドルで$100を決済し、カード会社のレートが110円/USDだった場合)
決済時の仕訳(取引日ベース)
仕入高(経費) 11,000円 / 未払金(クレカ) 11,000円
カード引き落とし時(円換算額確定)
- 差額(為替差損益)が発生した場合は「為替差損益」勘定を使用。
未払金 11,000円 / 普通預金 11,200円
為替差損 200円
※為替手数料がある場合は「支払手数料」として処理。
- 回答日:2025/02/17
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✅ 外貨建てクレジットカード決済の領収書の記入方法
外貨建てのクレジットカード(ウェブ)決済を行った際の領収書の記入について、具体的な方法 を解説します。
📌 記入するべき内容
発行者情報
自社の名称・住所・連絡先
取引先の名称・住所(記載可能なら)
取引内容
購入日(決済日)
決済金額(外貨表記)
換算後の円貨額
為替レート(適用された場合)
クレジットカードの取引明細番号(任意)
商品・サービス名
支払い方法
クレジットカード決済(外貨建て)
クレジットカード名(Visa/Mastercardなど)
税金(消費税)
国内取引なら消費税を明記(税抜・税込など)
海外取引なら非課税(輸入取引なら別途消費税申告)
為替換算方法
決済日のクレジットカード会社の適用レート
外貨の換算額(円換算額を明記)
領収書の文言
例:「上記の金額をクレジットカード決済により受領いたしました。」
📌 記入例
📍 日本円(円貨ベース)
領収書
発行日:2024年2月○日
宛名:〇〇株式会社(または個人名)
取引内容:ウェブサービス利用料
決済日:2024年1月○日
外貨金額:100 USD
適用為替レート:1 USD = 140.50 JPY
日本円換算額:14,050円(税込)
消費税:非課税
支払方法:クレジットカード(Visa)
上記の金額をクレジットカード決済により受領いたしました。
発行者:△△株式会社
住所:東京都〇〇区〇〇
📍 英語版(参考)
Receipt
Issue Date: February ○, 2024
To: XYZ Corporation
Transaction Details: Web service fee
Transaction Date: January ○, 2024
Foreign Currency Amount: 100 USD
Exchange Rate Applied: 1 USD = 140.50 JPY
Equivalent Amount in JPY: 14,050 JPY (Tax Included)
Consumption Tax: Exempt
Payment Method: Credit Card (Visa)
The above amount has been received via credit card payment.
Issuer: ABC Corporation
Address: ○○, Tokyo, Japan
📌 注意点
✅ 為替レートの基準
- 決済日のカード会社適用レート を使用(クレジット明細参照)
- 日本円で記録する際は、換算後の額を明記
✅ 消費税の取り扱い - 国内取引 → 消費税を適用
- 海外取引 → 非課税(ただし輸入取引なら別途消費税申告)
✅ クレジット明細と整合性をとる - クレジットカード明細書と一致させる
- 証憑として保管する
✅ 外貨決済の場合、円換算額の明記が必要 - 会計処理では、円換算額で仕訳するため、領収書にも換算額を記載
✅ まとめ
💡 外貨金額・為替レート・円換算額を明記することがポイント
💡 国内取引なら消費税を記載、海外取引なら非課税とする
💡 クレジット明細と一致するように記載・保存が必要
適切な記録を残すことで、税務処理や経理処理がスムーズになります!
- 回答日:2025/02/10
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