昨年度の勘定科目について
昨年度から通信販売の事業を開始したのですが、送料の勘定科目をすべて「荷造運賃」ではなく、「通信費」と計上してしまっていたのですが、なにかしておいた方がいいことはありますか?
また、今年度からは荷造運賃で計上しますが、税務署から「前年度より通信費が異常に少ない、荷造運賃が多すぎる」など指摘されることは無いですか?
ご教授よろしくお願いします。
昨年度から通信販売の事業を開始したのですが、送料の勘定科目をすべて「荷造運賃」ではなく、「通信費」と計上してしまっていたのですが、なにかしておいた方がいいことはありますか?
▶︎勘定科目は会計原則に「その性質を示す適当な科目で表示しなければならない」とあるとおり、営んでいる事業の取引の内容、性質を示す科目であれば、なんでも良いことになります。(言い換えれば、取引の内容、性質が示さない科目はダメ)
例えば、極端な例として水道代なのに旅費交通費にすることはないですが、通信販売にかかる配送料を旅費交通費にすることもないですね。
ご質問の「送料の勘定科目をすべて「荷造運賃」ではなく、「通信費」と計上してしまっていた」とありますが、結論としてはどちらも送料を示す科目であるため、問題ありません。
しかし、それぞれの科目が一般的には以下の取引内容や性質を示すので、通信費に送料も含んでしまうと、電話料金などと一緒に集計されてしまって、売上を得るために送料がどのくらいかかったかが分かりにくくなります。
もしも、従来の「荷造運賃」に変更したい場合には、、一括編集機能(freee会計にもありますし一般的な会計ソフトであればあるはずです)で勘定科目を修正できます。
以下のリンクの「取引をまとめて修正・削除する」をご覧ください。
https://support.freee.co.jp/hc/ja/articles/202847110-%E7%99%BB%E9%8C%B2%E3%81%97%E3%81%9F%E5%8F%96%E5%BC%95%E3%82%92%E4%BF%AE%E6%AD%A3-%E5%89%8A%E9%99%A4%E3%81%99%E3%82%8B
通信費:一般的に電話料金や郵便代金などの通信のために必要とした費用、
荷造運賃:製品、商品の発送にかかる経費を計上する勘定科目です。具体的には宅配便の配送料、運送料、ゆうパックなどの郵送代と荷造りにかかる梱包資材費用に分類されます。
税務署対応は、税理士事務所ゆたかシナジーパートナーズ様のご回答の対応が良いです。
- 回答日:2022/06/17
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