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外注費の線引きを教えて下さい

1人社長の法人です。
9割が下請け、1割が元請けの建設業者です。

①下請けで受けた業務を、通常は私一人でこなしていますが、納期が間に合わない時に、人工払いで1人親方に助けて貰った場合の勘定科目は外注費で良いですか?請求書はなく、銀行振込みか現金払いで支払。現金の場合は領収書を貰っています。

①-1下請けで受けた業務で、通常は私一人でこなしていますが、その中でも、技術的にできない建設業務内容は、一人親方や他社にお願いをしています。勘定科目は外注費ですか?請求書を頂きます。請求書内容は交通費や諸経費、技術料を含めた一式¥000,000-で請求書が届きます。銀行振込です。

②元請けで受けた業務で、私の出来ない範囲の建設業務を1人親方や他社にお願いした場合の勘定科目は外注費で良いですか?

他に

③週1でお店をしております。そのお店の番を11時~17時(1時間休憩あり)までお願いしており、雇用保険も掛かっていないです。勘定科目はどの項目が適切でしょうか?

教えて頂けると助かります。宜しくお願い致します。

税理士法人シン中央会計

税理士法人シン中央会計

  • 認定アドバイザー評価ランク5
  • 埼玉県

税理士(登録番号: 106985)

回答させていただきます。
ご相談者様に結論をお伝えしたいのですが、雇用(従業員)になるか外注(業務委託)になるかは非常にデリケートな問題で契約書・実態、両方の面から総合的に見て判断されることとなります。
論点としては
・経費は誰が負担しているか
・責任は誰にあるか
・指揮監督は誰にあるか
・時間での働きか(or職務での働きか)
といった視点で判断されます。
即ち、「仕事をお願いして、請負人が自分の責任で、付随費用を負担して、労働時間に捕らわれず、仕事を完遂する」のであれば外注ということになります。
ご相談文章から見れば①、②は外注費の性質に近いかと存じます。
①-1.はお仕事内容的には外注費かと思いますが、経費性が少々給与寄りなので、「請書」や「発注書」等を作成され、外注費である根拠を整えた方が良いかと存じます。
最後の③に関しては労働時間の制約があることから、給与に該当する可能性が高いです。
雇用保険につきましては、雇用保険の加入条件を満たしていらっしゃれば加入のお手続きをなさってください。(経験談ですが、税務調査で雇用保険の加入を強制させられる事例に出会ったことはありません)
ご参考になれば幸いです。

  • 回答日:2022/06/22
  • この回答が役にたった:2
  • ご丁寧に教えて頂きありがとうございました。

    投稿日:2022/06/22

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