リースにおける申込み金等の会計処理について
リース契約にて、申込金や頭金が発生する場合の会計処理について、どのように処理したらよいでしょうか?
リースはオペレーティングリースとなります。
個人事業主が支払手数料等含む総額500万円の車を3年リース契約した場合の参考例として教えていただける幸いです。
【例】
支払手数料等含む総額500万円の車を、3年リースで契約。
3年後には車はリース会社へ返却となります。
1. 契約時、申込金として5万円を先に支払
2. 半年後、納車時に頭金100万円を支払
3. 月々のリース料を支払
大きく支払ポイントが上記となります。
3の月々のリース料に関しては、毎月計上していけばいいかと思いますが、
1と2の申込金や頭金については、どのように処理したらよいでしょうか?
可能な限り、参考例沿ったそれぞれの具体的な勘定科目や償却方法、数字等をご教授いただけると幸いです。
よろしくお願いいたします。
ご質問ありがとうございます。
契約を期中に行った場合は、償却期間として、4年目に係ります。
仮に、契約時を7/1、頭金支払時を次年度の1/1、決算日を12/31とすると、
1年目の償却は、 ①雑費 8,333 / 前払費用 8,333
2年目の償却は、 ①雑費 16,666 / 前払費用 16,666
②雑費 400,000 / 前払費用 400,000
3年目の償却は、 ①雑費 16,666 / 前払費用 16,666
②雑費 400,000 / 前払費用 400,000
4年目の償却は、 ①雑費 8,335 / 前払費用 8,335
②雑費 200,000 / 前払費用 200,000
という形になります。
①の契約時の支払額は、12ヶ月×3年の36ヶ月間、②の頭金の支払額は、12ヶ月×3年-6ヶ月の30ヶ月間で償却を進めていく形になります。
以上、ご参考になってください。
- 回答日:2022/08/10
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ご質問回答いたします。
契約時を1/1、頭金支払時を7/1、決算日を12/31という前提で進めます。
1. 前払費用 50,000 / 現金預金 50,000
2. 前払費用 1,000,000 / 現金預金 1,000,000
そして決算時に、それぞれの前払費用を償却していくという形です。
償却時は、
1年目は、①雑費 16,667 / 前払費用 16,667
②雑費 200,000 / 前払費用 200,000
2年目は、①雑費 16,667 / 前払費用 16,667
②雑費 400,000 / 前払費用 400,000
3年目は、①雑費 16,666 / 前払費用 16,666
②雑費 400,000 / 前払費用 400,000
という形で、よろしいかと思います。
以上ご参考になさってください。
- 回答日:2022/08/10
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とても分かりやすく纏めていただきありがとうございます!
年度の途中から償却を始める場合は、決算までの残りの月数で割った額を1年目の償却費用とし、2年目以降は1年目の償却額を差し引いた金額を均等に割り当ててあげればよいという認識で合ってますでしょうか?投稿日:2022/08/10
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■青色申告の適用について
・青色申告は、開業届と青色申告承認申請書の提出が必要です。10月に開業届を提出する場合、青色申告はその年の1月1日から適用されるため、3月からの事業所得に対しても青色申告を適用することが可能です。
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■事業所得の計上について
・3月から9月までの事業所得は、開業日として届け出た日以降の分をまとめて計上できます。ただし、開業日以前の収入については注意が必要です。
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✓青色申告の特典を受けるためには、期日までに申請書を提出し、必要な帳簿を備えておくことが求められます。
- 回答日:2025/02/18
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