工場で製造、直接発送される商品に関する勘定科目について
pixivFACTORYというサービスを利用して商品を販売しました。
こちらはデザインを登録しておくと、購入された後で製造されて、直接購入者に発送されるサービスです。似たようなサービスでSUZURIなどがあります。
注文時の明細は商品価格(マージン込み)、送料、サービス利用料(手数料)、工場での製造・配送費に分かれており、仮に以下とします。
商品価格:2000円
送料:550円
サービス利用料:35円
製造・配送費:2330円
製造や配送は全て工場が請け負うため、販売者が仕入高や荷造運賃として計上するのは間違いだと思います。
こういった場合、商品価格と送料を合わせて2550円を売上高とし、製造・配送費はサービス利用料と考え支払手数料としても良いのでしょうか?
他に妥当なものがあればご意見をいただきたく思います。よろしくお願いします。
はじめまして。
佐藤修一公認会計士事務所と申します。
pixiv FACTORYの製作から販売までの過程を、仕訳に起こしてみると下記の通りとなります。
(売掛金から手数料などが差し引かれて出品者に入金があることを前提として考えております)
◆商品のデザイン、出品の過程では仕訳なし
◆商品が購入されたときに売上を立てる
売掛金 2,550円 / 売上高 2,550円
◆発注、製造を経て商品が購入者に届くまで
外注費 2,330円 / 売掛金(相殺) 2,365円
支払手数料 35円
製造・配送費はご質問者様のおっしゃる通り、支払手数料で良いと思いますし、外注費とすることもできます。
以上、ご参考になれば幸いです。
- 回答日:2022/09/21
- この回答が役にたった:4
なるほど、確かに外注費でもありますね。
分かりやすく説明していただきありがとうございました!投稿日:2022/09/21
- この回答が役にたった