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家賃はどの程度個人事業主の経費として認められますか

こんにちは。

現在地方在住で、マンションを所有して住宅ローンを支払っています。
ですが、東京の業務委託契約でのお仕事の紹介があり、検討中です。
お受けした場合、個人事業主として登録することになろうかと思います。

当面は、現在所有しているマンションを保有したまま、
東京にマンションを借りようと思いますが、
この場合、東京のマンションの家賃を全額経費として処理することは可能でしょうか。

よろしくお願いします。

全額を経費算入することは難しいと思います。東京に来て生活をされる場合、借りたマンションで仕事兼生活をされると思いますので、家事按分による計算が必要になります。事業を行う上で必要な支出として、事業の実施期間や時間など、合理的な考え方に基づいて、事業供用割合を算出の上、事業に係る部分のみを経費計上するべきかと思います。
ご参考にしていただければ幸いです

  • 回答日:2023/01/22
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家賃の家事按分の計算例です。

(1)居住スペースと事業で使用している「スペースの割合」から求める方法
例:
家賃10万円で居住スペースが60㎡、事業で使用しているスペースが15㎡の場合
(1)按分率:15㎡ ÷ 60㎡ = 0.25(25%)
(2)経費計上できる額:
・・100,000円(1ヶ月の家賃)× 25%(按分率)= 25,000円
(2)事業で使用している部屋を使用した「時間の割合」から求める方法
例:
家賃が15万円で自宅での業務時間が1日7時間、週5日間の場合
(1)1週間の自宅の業務使用時間:7時間 × 5日 = 35時間
(2)1週間の総時間:24時間 × 7日間 = 168時間
(3)按分率:35時間 ÷ 168時間 = 0.2…..(約20%)
(4)経費計上できる額:
・・150,000円(1ヶ月の家賃)× 20%(按分率)= 30,000円

  • 回答日:2023/01/22
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全額は経費にはなりません。

自宅で仕事をしている場合、家賃の一部も「事業を行う上で必要な支出」になるため、経費として計上することが可能です。
プライベートによる家賃と事業費が混在している費用を規定のルールで計算し、事業に使用した分を算出することを「家事按分」といいます。

(1)居住スペースと事業で使用している「スペースの割合」から求める方法
(2)事業で使用している部屋を使用した「時間の割合」から求める方法
等で計算します。

  • 回答日:2023/01/22
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