事業主借の処理が多いと青色申告で特別控除を受けられない場合があるのでしょうか?
「事業主借の処理が多いと、BSがスカスカになり(未払金などがないため)、青色申告の控除が受けられない場合がある」という話をたまたま耳にしました。
まだ事業専用口座を作る予定がなく、プライベートの口座から経費なども支払っていきたいのですが、(事業主借で仕分けしたい)、上記の話が気になり、もし控除を受けられなかったらどうしょうと気になっています。
事業主借での仕分けが多いと、特別控除を受けられないといったことはよくあることなのでしょうか?それとも稀にあるくらいなのでしょうか?
事業主借が多いことが青色申告特別控除の否定に直接つながりませんが、事業主借を使っても複式簿記による貸借対照表(貸借一致した)を作成提出することが大事です。貸借対照表を貸借一致させないで提出して青色申告特別控除させてもらえなかったという事例があります。
- 回答日:2023/01/22
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ご質問者様のケースですが、事業主借の使用が多いことと、青色申告特別控除が受けられなくなるということに、直接の因果関係はないかと思います。
しかしながら、おっしゃる通りBSが簡素なものとなってしまうため、税務調査等があった場合に、事業資金の流れなどを合理的に説明できるようにしておく必要があります。調査が入った場合に、場合によっては青色申告特別控除が認められなくなる可能性もありますのでご留意ください。
※こちらの回答はご記載頂いた情報のみから推測できる内容を前提として、一般的な回答を記載させて頂いておりますのでご留意ください。
- 回答日:2023/01/22
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