製品と商品の仕訳方法について
法人会社です。
*棚卸は年に1回決算時のみ最終仕入原価法を使用。
下記の仕訳についてどのようにするのかアドバイスを頂きたいです。
◎TシャツA /10枚
1/1 自社で下記2点を仕入れ
Tシャツ(¥10,000/10枚):加工して販売用
ワッペン(¥50,000/100枚分) 加工に使う材料
1/2
Tシャツ(¥10,000/10枚)
ワッペン(¥5,000/10枚分) を縫製業者に渡し、
追加でタグ(¥1,000/10枚分)を取り付けてもらう。
(取り付けの費用(加工賃:¥10,000/10枚分)
1/5 製品完成後、自社に納品 運送費:¥3,000(自社負担)
◎ジャケットB/10枚
1/2 縫製業者に生地(¥10,000/10枚分)、タグ(¥1,000/10枚分)を仕入れてもらい
自社からワッペン(¥5,000/10枚分)支給
追加でタグ(¥1,000/10枚分)を取り付けてもらう。
(取り付けの費用(加工賃:¥10,000/10枚分)
1/5 製品完成後、自社に納品 運送費:¥3,000(自社負担)
12/31 決算 棚卸
◎ 完成したTシャツA(10枚)とジャケットB(10枚)は来期に販売予定
(今期は全て売れ残ったまま決算)
◎最初に仕入れて残っているワッペン(¥40,000/80枚分)は来期に使用予定
上記の場合、TシャツA、ジャケットBは製品でしょうか?
それとも、TシャツA:製品、ジャケットB:商品 のように扱いますでしょうか?
ご質問の件、ご回答申し上げます。
◎決算以外の仕訳についての勘定科目について
製造原価とされているところは材料仕入高のように記載してもいいですか?
→材料仕入高を使用いただいても問題ありません。
◎決算仕訳について
貸方の製造原価とされているところは期末材料棚卸高や期末仕掛品棚卸高などの科目を使わなくてよろしいでしょうか?
→期末製品棚卸高、期末仕掛品棚卸高、期末材料棚卸高をご使用いただいても問題ございません。
なお、こちらのQ&Aに投稿いただけますと、当社のみならず多くの税理士の先生方がご回答していただけると思いますので、ご遠慮なくご質問ください。ただ、正確な回答をするためには、貴社のご状況を把握しておく必要がございますので、いつでも相談できる顧問税理士を付けていただくこともご検討ください。
- 回答日:2023/06/28
- この回答が役にたった:1
1/1 仕入 Tシャツ ¥10,000/10枚(内1枚サンプル用)
ワッペン(¥5,000/10枚(内1枚サンプル用)1/2 裁縫業者に仕入れたTシャツとワッペン引き渡し
追加でタグ¥1,000/10枚(内1枚サンプル用)を取り付けてもらう。
(取り付けの費用(加工賃:¥10,000/10枚)1/3 送料¥3,000で受け取り
決算仕訳
上記の場合、仕訳はどのようになりますでしょうか?
投稿日:2023/06/30
- この回答が役にたった
TシャツA、ジャケットBはともに製品で計上するので宜しいかと存じます。なお、ワッペンはそれ自体で販売できないものと思いますので、仕掛品で計上するので宜しいかと存じます。
ご参考までに仕訳は以下のとおりになります。
税金は考慮せず、仕入の相手勘定は買掛金としています。
【TシャツA】
(1/1)
製造原価 10,000 / 買掛金 10,000 (Tシャツ)
製造原価 50,000 / 買掛金 50,000 (ワッペン)
(1/2)
製造原価 1,000 / 買掛金 1,000 (タグ)
製造原価 10,000 / 買掛金 10,000 (加工賃)
(1/5)
製造原価 3,000 / 買掛金 3,000 (運賃)
【ジャケットB】
(1/5)
製造原価 24,000 / 買掛金 21,000 (生地・タグ・加工賃)
/ 買掛金 3,000 (運賃)
【決算仕訳】
(12/31)
製品 29,000 / 製造原価 98,000
製品 29,000
仕掛品 40,000
- 回答日:2023/06/28
- この回答が役にたった:1
◎決算以外の仕訳についての勘定科目について
製造原価とされているところは材料仕入高のように記載してもいいですか?
◎決算仕訳について
貸方の製造原価とされているところは期末材料棚卸高や期末仕掛品棚卸高などの科目を使わなくてよろしいでしょうか?初めての決算なのでわからないことばかりですみません
投稿日:2023/06/28
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