銀行の決算書の読み方について
銀行の決算書の読み方について
よく銀行に融資などのために決算書を提出する場合
営業損益を良くするために、たまにしか発生しない経費などを特別損失にするといい
などという話を聞きます
しかし銀行もバカではない?ので、決算書を見てあまりに大きな経費が出ていれば
ヒアリングの際に、それは特に今回だけかかった経費だね
とわざわざ特別損失などによけなくても、その分を割り引いて考えてくれそうなのですがどうなのですか?
銀行としては字面の上での営業損益だけみているのでしょうか
>しかし銀行もバカではない?ので、決算書を見てあまりに大きな経費が出ていればヒアリングの際に、それは特に今回だけかかった経費だね
とわざわざ特別損失などによけなくても、その分を割り引いて考えてくれそうなのですがどうなのですか?
➡という点についてお答えします。
実態としては、以下の理由からまずは決算書が優先されるようです。
・会社法に基づいて作成した決算書は重みがある(会社&税理士が正式に「これは特別損失だよ」という意思表示をしているかどうかが反映されているのが決算書)
・中小企業の融資審査については、件数が多いため、銀行さん側もある程度機械的に決算書の数値をベースに機械的に判断せざるを得ない
個人的には、ヒアリングしてコミュニケーションとってほしいなと思ったりもするものですが(笑)、上記の理由から、決算書上の科目を適切に経理するのが良いかと思います。
- 回答日:2024/12/12
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最も大切なのは最終的な利益になりますが、
途中段階での営業利益や経常利益も、銀行は重視していると思われます。
ですので、固定資産の売却損や前期損益修正損など、特別損失に該当するものは、特別損失として計上すべきです。
但し、特別損失や雑損失としたものは、法人税の申告書に添付する内訳書に内容を記載しますので、銀行も内容を確認します。
ですので、恣意的に経常的な費用を特別損失にすることは、避けた方がよいと思います。
- 回答日:2024/12/12
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