プロパー融資を受けるための条件や注意点を教えてください。
銀行からプロパー融資を受けたいのですが、必要条件などあれば教えてください。また、経営上で気を付けるべきことはありますでしょうか。
【全国対応・クラウド特化の総合事務所】熊澤会計事務所(熊澤社会保険労務士事務所)
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税理士(登録番号: 148259), 社労士(登録番号: 23020002), 行政書士(登録番号: 16190582)
こんにちは、熊澤会計事務所の熊澤と申します。
条件を知りたいとのことで、条件を一部列挙しておきます。
1-返済実績がある又は代表者に十二分な担保能力がある
2-既存事業が堅調若しくは成長可能性が高い
3-直近連続3期で黒字、又は直近年度で高利益黒字
4-債務超過でない
5-CRDの評点が一定の点数上←1番大事
6-行内評点格付けが一定以上
7-売先が上場若しくは上場に準ずる規模である
という感じの20項目くらいのチェック項目があります。
そのチェック項目のほとんどを満たすとプロパー対象になります。
しかし、
ここで「ほとんど」と言ったのは
このチェックの多くにはまらない事例もあるからです。
脱サラ設立一期目で3000万の利益を計上して、1000万の納税をした会社が、2期目に生まれて初めての融資で、返済実績も代表者の担保能力も無く、前々年度決算データがないのでCRD評点も低いのにプロパー融資を受けた。
なんて極端な例も実際にあるので、上記チェック項目が全て必要とは言いませんが、概ね満たす必要があります。
銀行と付き合いの多い融資に詳しい税理士さんに、ご相談されると宜しいかと思います。
- 回答日:2021/08/20
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荒井会計事務所
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はじめまして。
銀行からのプロパー融資を希望とのことですが、いきなりプロパーで事業用資金を調達できるというよりも、ほとんどのケースは信用協会付きの融資からスタートとなることが一般的です。この保証協会付きの融資で約定通り返済することは信用スコアに繋がり、プロパー融資のステップにつながります。
また、利益が出るビジネスモデルである(ちゃんと返済することが可能である)ことはもちろんんことながら、金融機関に1ヶ月ごとなど定期的に試算表を提出することやCRD(金融機関が行う格付け)ランクの改善、担当者との健全な関係性づくりなどがポイントとなることが一般的です。
このような財務周りの支援を行なっている専門家は、格付けがどの程度であるといった見える化支援や、ビジネスモデルの検証、財務健全性の改善、バンクミーティングなどさまざまな形での支援をしています。ぜひ信頼できる専門家に一度ご相談いただき、戦略を立案されることをおすすめいたします。
- 回答日:2021/08/20
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プロパー融資を受けるには、①財務健全性(自己資本比率・返済能力)②事業の成長性と収益性③信用力(取引実績・代表者の経歴)が重要です。特に、債務超過や赤字決算はマイナス要因となるため、財務改善が必要です。銀行との関係構築も重要で、決算書の透明性・事業計画の明確化・安定したキャッシュフローの確保が求められます。経営上は、D/Eスワップや自己資本の増強、売上の分散を意識し、長期的な資金繰り管理を徹底しましょう。
- 回答日:2025/02/15
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プロパー融資とは、信用保証協会の保証を受けず、金融機関が独自の判断で行う融資のことです。この融資を受けるためには、以下の条件を満たすことが望ましいとされています。
・融資の実績があること:他の金融機関での融資実績があると、信用力の証明となります。
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・複数回の決算を経ていること:一般的に、3期以上の決算を終えている企業が対象となります。
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また、プロパー融資の審査は厳しく、財務状況や事業計画の綿密なチェックが行われます。そのため、決算書の内容を改善し、財務基盤を強化することが重要です。
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経営上の注意点としては、適切な資金繰りの管理や、収益性の向上、そして信頼性の高い経営を維持することが挙げられます。これらにより、金融機関からの信用度が高まり、プロパー融資の審査通過の可能性が高まります。
プロパー融資のメリットとして、保証料がかからないことや、借入金額に制限がないことが挙げられます。一方、デメリットとしては、審査が厳しいことや、中小企業やベンチャー企業にとってはハードルが高いことが考えられます。
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プロパー融資の詳細については、以下の国税庁のタックスアンサーをご参照ください。
「融資の種類と特徴」
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/hojin/5200.htm
ご不明な点がございましたら、専門家にご相談いただくことをお勧めいたします。
- 回答日:2025/02/04
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