仮想通貨の確定申告について
初歩的な質問で申し訳ありません。
仮想通貨の確定申告についてなのですが、仮想通貨にかかる所得の計算は、【仮想通貨を売買(日本円、もしくは他の仮想通貨)した金額全てが所得になる】のか【仮想通貨を買った金額−売った金額が所得になる】のかどちらでしょうか?
前者の場合だと雑所得20万円を超えるのですが、後者の場合だと雑所得20万円は超えません。この場合確定申告は必要でしょうか?
こんにちは!
1年間に【仮想通貨を売った金額−買った金額が所得になる】が20万円以下の場合、他に副業による収入がなければ雑所得20万以下の要件を満たすので確定申告不要です。
ご参考になれば幸いです。
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東京みなと会計事務所
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- 回答日:2022/04/13
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こんばんは。
仮想通貨の所得は、仮想通貨の種類ごとに、日本円ベースで、「売った金額(収入)」ー「売った数量分を買ったときの金額(原価)」で計算します。
(厳密に言えば原価を計算する方法も決められていますがここでは省略します。)
①もしも仮想通貨を年末までに全部売ってしまっているのであれば簡単で、
「売った金額」-「買った金額」が所得になります。
②全部売っておらず年末に一部を持っていた場合には、原則にしたがって計算します。
たとえば、時価1万円のときに20購入し、同じ通貨を時価10万円のときに3だけ売却したとします。この場合、
・売った金額(収入) = 10万円×3 = 30万円
・売った数量分を買ったときの金額(原価) = 1万円×3 = 3万円
となり、
所得は 30万円 - 3万円 = 27万円になります。
もしも、種類をいくつも持っている、何度か売買している、といった場合には、専用の計算ソフトを使うか、専門家に計算を依頼したほうが良いと思います。
- 回答日:2022/04/12
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