課税売上高は消費税を除いた金額で良いでしょうか?源泉徴収がひかれた金額の入金の扱いについて
お世話になります。
課税売上高について教えてください。課税売上高とは、消費税を除く金額の合計ということであっていますか?
例えば、15万円の仕事で、消費税を請求している場合、16万5千円を請求となると思いますが、課税売上高に該当する金額は15万円で良いのでしょうか。
また、その金額に源泉徴収がひかれた金額が入金されている場合でも、自分が税務署に申告する金額は15万円で良いのでしょうか。
教えていただけますと幸いです。
返信を拝読してご質問の意図の理解が深まりました。
消費税の納税義務者となるかについて迷われていると理解しました。
開業初年度は基本的に消費税の納税義務者となりません(特例を除きます)。原則「基準期間」という考えを用いて納税義務者かどうかを判定します。消費税の納税義務を免除された事業者を免税事業者といいます。
免税事業者の場合、基準期間の課税売上高は税込で考えます(これが、フリーランスは税込経理方式だ、という認識をされた点かと思われます)。
基準期間とは?以下のURLが参考になります。
https://www.freee.co.jp/kb/kb-kaigyou/consumption-tax-kaigyo/
また、消費税は事業として実施しているのであれば、事業所得であろうが雑所得であろうが計算の対象となります。
所得税法よりも事業の概念が広いのが消費税です。
事業とは?以下のURLが参考になります。
https://www.nta.go.jp/law/shitsugi/shohi/22/01.htm
- 回答日:2022/12/16
- この回答が役にたった:2
お世話になります。
大変丁寧で分かりやすいご回答をありがとうございます。
御社のような親切な会社にサポートされている事業主の方が羨ましいですね!今後も何かありましたら、よろしくお願いいたします。投稿日:2022/12/16
- この回答が役にたった
消費税法上の課税売上高でしたら、おおむねご理解の通りです。
「申告」というのが所得税、または法人税の申告でありましたら経理方法によって売上高とする金額が変わります。
税込経理方式を採用されていれば、16万5千円
税抜経理方式を採用されていれば、15万円 となります。
また、源泉徴収が引かれた場合でも、源泉徴収前の金額が売上高となります。
ご参考になりましたら幸いです。
- 回答日:2022/12/16
- この回答が役にたった:2
早速のご回答をありがとうございます。
フリーランスのため、税込経理方式のみというのを読んだことがありますが、その理解で良いでしょうか?追加質問となり、申し訳ございません。
開業前の売上を入れる場合、税込経理方式ですと1000万円を数万円超える可能性が見えてきてしまい、開業前の売上は雑所得にすべきか、税抜経理方式であれば1000万円を超えないため、開業前の収入も全て入れた方が良いのか、分からずに困っています。
恐縮ですが、アドバイス頂けますと幸いです。投稿日:2022/12/16
- この回答が役にたった