複数の収入による確定申告について
イラスト制作と福祉系のアルバイトをしている大学生です。イラスト制作の開業届けは提出しておりません。今年度は複数の収入があり住民税の申告や確定申告の必要があるのか判断できなかったため、ご相談させていただきました。
お忙しいかと思いますが、ご回答いただければ幸いです。
例として2022年度の収入が以下のような場合、
イラスト制作の売上による雑所得が 300,000円
アルバイトによる給与所得が 26,000円
コンテストの賞金による一時所得が100,000円
合計426,000円
このような場合、確定申告は必要でしょうか。
うみもと会計事務所
基礎控除で0になりますが、源泉徴収されていれば、確定申告の上、源泉徴収された金額を還付してもらって下さい。
- 回答日:2023/01/15
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質問者様が記載されている例の場合、合計所得金額が基礎控除の48万円をしたまわるため、所得税は発生しませんが、源泉徴収をされている部分があるかと思いますので、確定申告を行うことによって還付を受けることができます。
そのため、確定申告をされた方が良いかと思います。
一方で上記の内容は所得税法に基づく考え方であり、個人住民税(都道府県民税・市町村民税)には適用されないため、所得が少なからず発生していれば、原則として個人住民税の申告が必要となりますのでその点ご注意ください。
なお、個人住民税については各地方自治体が「非課税となる要件」を定めております。
お住まいの地方自治体ホームページをご確認頂き、所得が非課税の範囲内であれば納税が発生せず実質的には問題ございませんが、あくまで正しいプロセスとしては、個人住民税の申告をして頂いた上で、非課税の範囲内のため結果的に納税が不要になる、という流れになります。
ご参考にしていただければ幸いです。
- 回答日:2023/01/21
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