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個人事業主の家事按分について

    個人事業主の家事按分で質問があります。ワンルームの部屋で仕事兼生活をしているのですが、そのように仕事スペースと居住スペースが区分できない場合、家事按分は難しいでしょうか。

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    • 認定アドバイザー評価ランク5
    • 東京都

    税理士(登録番号: 151201), 公認会計士(登録番号: 43539)

    個人事業主の家事按分についての質問、ワンルームでの仕事兼生活の場合の家事按分についてですが、一般的には仕事スペースと居住スペースが明確に区分できる場合に、家事按分の計算がしやすいとされています。しかし、ご質問者様の状況のように区分が難しい場合でも、国税庁は「その他の利用状況を総合的に勘案する」との指針を出しているため、一概に家事按分ができないとは言い切れません。
    具体的には、ワンルームでの利用時間や具体的な利用状況などをもとに按分を検討する必要があります。例えば、1日のスケジュールや仕事の際の使用具体的な場所などを記録しておくことで、税務調査の際に利用状況を説明する資料として活用することができます。もちろん、使用面積をもとに家事按分を行うのが最も説明しやすいとされますが、ご質問者様のような特殊なケースにおいては、利用状況を具体的に示すことが重要となります。
    一方、家事関連費については、税務調査では否認論点となる可能性が高いです。そのため、所得税施行令第96条・所得税基本通達45-2に基づき、家事按分に関する論拠をきちんと整えて、明示できる状態でなければ、税務調査に際しての主張・反論は難しくなる可能性が高まります。
    結論として、ワンルームでの仕事兼生活の場合、家事按分を行うためには具体的な利用状況や時間の記録など、説明の材料となる資料を整えておくことが重要です。税務調査の際に否認論点となり得る家事関連費については、法令や通達に基づく論拠をしっかりと準備し、明示できる状態にしておくことが求められます。

    • 回答日:2023/08/20
    • この回答が役にたった:4
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    • 認定アドバイザー評価ランク4
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    税理士(登録番号: 149046), 公認会計士(登録番号: 35034)

    個人事業主の家賃の家事按分は、事業スペースと居住スペースが明確に区分できることが要件になっておりますので、明確に区分できない場合には家事按分は難しいかと思います。

    • 回答日:2023/08/19
    • この回答が役にたった:3
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