中間納付をしたが赤字の場合
法人です。
前期黒字で、今期法人税の中間納付をしました。
その際「法人税・住民税及び事業税」と仕訳しました。
しかし、決算をすると赤字になりました。
現在freee申告で決算書の作成中ですが、別表4(簡易様式)の
1当期利益又は当期欠損の額←法人税・事業税の中間納付分がマイナスされている
2損金経理をした法人税及び地方法人税←中間納付額
3損金経理をした都道府県民税及び市町村民税←中間納付額
4損金経理をした納税充当金←今期の均等割支払い分
が記載されているのですが、これでよいのでしょうか?
来期還付をされた際に、入金の法人税・住民税及び事業税で処理をするので問題はないですか。
>1当期利益又は当期欠損の額←法人税・事業税の中間納付分がマイナスされている
→正しいです。
2損金経理をした法人税及び地方法人税←中間納付額
→正しいです。
3損金経理をした都道府県民税及び市町村民税←中間納付額
→正しいです。
4損金経理をした納税充当金←今期の均等割支払い分
→正しいです。
>来期還付をされた際に、入金の法人税・住民税及び事業税で処理をするので問題はないですか。
→前期黒字で、当期が赤字ということは、翌期(進行期)では中間申告分の法人税等が還付されます。この還付される税額を決算仕訳で
(借方)未収入金/(貸方)法人税等という仕訳をしていないでしょうか?
もし上記のような仕訳をしている場合、減額した法人税等の分を益金不算入しないといけないので、還付される中間法人税等の額を別表5(二)で仮払経理として入力し、結果別表四で益金不算入となります。
ちなみに仮払経理した金額の合計と未収入金は一致しますので、後日還付額が入金されたときは
(借方)現預金/(貸方)未収入金となります。
ちなみに、現状の処理のままですと翌期に還付された金額を全額雑収入で受けて、事業税以外の法人税等を益金不算入でも税金計算上は問題ありませんが、会計上(決算書上)の当期純利益が変わってくるのでご注意ください。
- 回答日:2025/04/23
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