決算時の仮払い法人税・消費税の振替漏れの対応方法
決算報告時、中間納付の仮払い法人税・消費税の振替をしないまま提出してしまいましたが、訂正はどのように申告すれば良いでしょうか?
・中間納付時の処理内容(金額は仮)
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借方
仮払法人税 100,000 : 中間納付法人税
仮払法人税 10,000 : 中間納付特別区法人税
貸方
普通預金 110,000
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借方
仮払法人税 40,000 : 中間納付地方法人税
貸方
普通預金 40,000
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借方
仮払消費税 500,000 : 中間納付消費税
貸方
普通預金 500,000
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・振替漏れの内容
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借方
法人税、住民税及び事業税 150,000
借方
仮払法人税 100,000 : 中間納付法人税
仮払法人税 10,000 : 中間納付特別区法人税
仮払法人税 40,000 : 中間納付地方法人税
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借方
租税公課 500,0000
借方
仮払消費税 500,000
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納税額への影響を確認する
この振替漏れが法人税および消費税の納税額に影響を与えているかどうかを確認してください。
影響がある場合:
納税額が不足しているなら修正申告。納税額が過大であるなら更正の請求。いずれも税務署への手続きが必要です。影響がない場合:会計帳簿上の科目表示の誤りのみであり、最終的な納税額に変動がないのであれば、税務署への申告書提出は不要です。社内の会計帳簿を正しく修正するのみで対応完了です。
- 回答日:2025/06/30
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回答した税理士
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- 認定アドバイザー
- 愛知県
税理士(登録番号: 100068), 社労士(登録番号: 13210457), 行政書士(登録番号: 16192456), 中小企業診断士(登録番号: 414204), その他
回答者についてくわしく知る以下の部分は法人税に影響を及ぼすと考えられ、反映すると税額が下がると考えられます。こちらの反映をするには、更正の請求書を税務署に提出する必要があります。
https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/shinsei/annai/hojin/annai/1554_8.htm
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借方
租税公課 500,0000
借方
仮払消費税 500,000
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- 回答日:2025/07/01
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