法人決算が終わった場合の税理士からもらえる資料について
お願いします、法人です。
前期までお願いしていた税理士事務所から新しい税理士事務所に変更しました
その際新しい事務所から
前の事務所が作成した前期までの決算書、申告書、元帳を見せてください
と言われました
決算書と申告書はもらっていたのですが、元帳は前の事務所からもらっていません
自分なりに調べると仮に調査が入ったときはこの元帳も見られるらしいのです
基本的に決算が終わったら元帳も顧問先に渡すのが一般的、ということでいいでしょうか?
決算書と元帳の関係ですが、決算書にはその事業年度のすべての取引合計が記載されており、元帳はその明細となります。
売上で例えるなら、決算書の売上高はその事業年度における売上の合計額が記載されます。
元帳はその明細になりますので、具体的には①何月何日に、②どの会社対して、③いくら売上が計上されたか、を記載しております。
このため、税務調査においてはもちろん、過去の取引を確認しする際には元帳は必ず必要になりますので、決算が完了した後は、元帳も顧問先に納品するのが一般的です。
また、貴社は法人とのことですので、帳簿書類等の保存義務がございます。
会社法上は10年間、法人税法上も原則として7年間の保存期間が法令上も要請されております。
結論としましては、前の税理士事務所に元帳を請求いただいて問題ないものと判断いたします。
■根拠条文
(会計帳簿の作成及び保存)会社法第432条第2項
(帳簿書類の整理保存)法人税法施行規則第59条
- 回答日:2021/10/12
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税理士の引継ぎで前年度の申告書や帳簿を見せてくれない、として問題になる筋の悪い税理士の方がそこそこいます。そこは契約先の会社が遠慮せず、前任の税理士さんにガツンと言っていただけると後任者としては大変心強いです。
- 回答日:2021/10/04
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社長のお悩み第1位「売上が上がらない」を「売上が上がる」に改善させる!クラウド会計専門三宅綜合会計事務所
- 認定アドバイザー
- 静岡県
税理士(登録番号: 120363), 公認会計士(登録番号: 16849)
そういうことですね。
- 回答日:2021/10/03
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社長のお悩み第1位「売上が上がらない」を「売上が上がる」に改善させる!クラウド会計専門三宅綜合会計事務所
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税理士(登録番号: 120363), 公認会計士(登録番号: 16849)
仕訳日記帳、総勘定元帳など、法定書類は、会社で保管義務があります。
- 回答日:2021/10/03
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ありがとうございます
ということは前の事務所からきちんと前期までのぶんをもらっておくべきですよね投稿日:2021/10/03
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