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103万の壁の対象期間について

103万の壁の計算方法について、どのようなサイトを調べても、1月から12月までに貰った給料と書いてありますが。私のバイト先で質問した際に1月に働いた分から12月に働いた分まで、つまり、2月に入ってきた給料から1月に入ってきた給料で計算していると言われました。こう書いてあると言っても、年末調整は国にもそう提出しているから問題ない。むしろ、問題がある方が問題と言われ上手く納得できないまま働いています。
実際、このような103万の壁の計算方法はあるのでしょうか。

スタートアップ支援 Gemstone税理士法人

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税理士(登録番号: 3600), 公認会計士(登録番号: 16735)

103万円の壁の計算方法についての結論は以下の通りです。103万円の壁とは、所得税が課税されるかどうかの境界線のことで、給与収入が103万円を超えると所得税がかかることを意味します。この103万円の基準は、その年の1月1日から12月31日までに支払われた給与収入に基づいています。
 
通常、所得税の計算基準は支払日基準を採用しており、その年の初めから終わりまでに実際に受け取った収入が対象になります。これは、一般的にどの税務ガイドラインや文献を参照しても、その年内に支払われた収入を基準とするものであり、例えば、12月に働いた分の給与が1月に支払われる場合は、その支払日は翌年の収入として扱われます。
 
したがって、バイト先が述べる1月に働いた分から12月に働いた分を基準とするという考え方は、税務上の計算方法としては一般的ではありません。これは、労働した月と支払いが一致しないことがありえるため、事務上の煩雑さを避け、より客観性のある支払日基準が採用されているからです。

  • 回答日:2024/09/29
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税理士法人Aoi Plus/株式会社Aoi Plus

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ご質問ありがとうございます。

103万の壁の計算は、給与の支払日を基準に計算されます。
所得税は1月1日から12月31日を1期間として認識するので、1月1日から12月31日に支払われた給与がその年の所得税計算の対象となる給与となります。
また、交通費の支給等の額は給与には該当しないため、控除して103万円に到達するかが重要なポイントとなります。

例えば、12月に働いた分の給与が1月の中旬に支払われるのであれば、それは翌年の所得税計算対象の給与となり、当年度の所得税計算には関係のない給与となります。

以上が回答となります。
ご納得いただけたでしょうか?

  • 回答日:2024/09/30
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