学生が130万円以上稼いだときの税金について
大学4年生のものです。アルバイト代を130万円までに収めようと思ってたのですが、計算を間違えて2万円くらいオーバーしそうです。オーバーしたら色々税金がかかるってことは知ってるのですが、いつ税金を納めないといけなくなるのか、来年4月から社会人になるのですが、来年から給料にどのような影響がでるのかをお聞きしたいです。よろしくお願いいたします。
税金につきまして、職場で年末調整されていれば、特段追加の手続きは不要です。年末調整されていない場合には、確定申告が必要になる場合がございます。
- 回答日:2024/12/15
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1. 税金の納付時期について
アルバイト収入が年間130万円を超える場合、以下の税金や社会保険料が発生します:
所得税: 年間収入が103万円を超えると、超過分に対して所得税が課されます。ただし、学生の場合「勤労学生控除」を利用することで、年収130万円までは所得税が免除されます。
住民税: 地域によりますが、年間収入が100万円を超えると住民税が発生します。
社会保険料: 年収が130万円を超えると、親の健康保険の扶養から外れ、自身で社会保険に加入する必要があります。これにより、健康保険料や年金保険料を支払う義務が生じます。
税金や社会保険料の納付時期は以下の通りです:
所得税: アルバイト先で源泉徴収され、年末調整で精算されます。年末調整が行われない場合は、翌年2月~3月に確定申告を行い、過不足分を調整します。
住民税: 翌年6月以降に自治体から通知が届き、分割で納付します。
社会保険料: 親の扶養から外れた場合、アルバイト先の健康保険に加入するか、国民健康保険に加入する必要があります。保険料は月ごとに支払います。
2. 来年4月からの給与への影響
2024年4月から社会人として就職する場合、以下の点に注意が必要です:
年末調整: 1月~3月のアルバイト収入は、就職先での年末調整に含める必要があります。アルバイト先から源泉徴収票を受け取り、就職先に提出してください。
社会保険: 4月から就職先の社会保険に加入するため、1月~3月の間に親の扶養から外れても、特に追加の手続きは不要です。ただし、1月~3月の間に年収が130万円を超えた場合、親の健康保険の扶養から外れる可能性があるため、自治体や保険者に確認してください。
3. 親の税金や扶養への影響
扶養控除: 年間収入が103万円を超えると、親の扶養控除が適用されなくなり、親の所得税負担が増加します。特に、19歳~22歳の「特定扶養親族」に該当する場合、親の控除額が63万円減少するため、親の税負担が5万~17万円程度増える可能性があります。
健康保険の扶養: 年収が130万円を超えると、親の健康保険の扶養から外れるため、自身で保険に加入する必要があります。ただし、4月から就職する場合、1月~3月の間に扶養を外れても、4月以降は就職先の社会保険に加入するため、影響は限定的です。
4. 今後の対応策
勤労学生控除の活用: 年収が130万円以下であれば、勤労学生控除を利用することで所得税を免除できます。アルバイト先で年末調整時に申請するか、確定申告で手続きを行ってください。
収入調整: 親の扶養控除を維持したい場合、年間収入を103万円以下に抑える必要があります。ただし、既に130万円を超える見込みであれば、扶養控除を気にせず稼ぐ方が手取りが増える場合もあります。
源泉徴収票の管理: アルバイト先から源泉徴収票を必ず受け取り、就職先に提出してください。これにより、年末調整や確定申告がスムーズに行えます。
結論
アルバイト収入が130万円を超える場合、所得税や社会保険料の負担が発生し、親の扶養控除にも影響します。ただし、4月から社会人として就職する場合、1月~3月の間に扶養を外れても、4月以降は就職先の社会保険に加入するため、影響は限定的です。収入調整や勤労学生控除の活用を検討しつつ、必要な手続きを忘れずに行いましょう。
- 回答日:2024/12/15
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