源泉税額と年税額にズレが生じる理由
源泉税額と年税額にズレが生じる理由について、あるwebサイトで下記のように解説されておりました。この解説記事について、いくつか疑問点がございまして、この場でご教示頂ければと思い、投稿させて頂きました。
源泉税額と年税額にズレが生じる主な理由は以下の通り。
➀給与額が変動するため
源泉徴収税額表は、年間を通して毎月の給与額に変動がないことを前提につくられて
います。しかし、実際は従業員の給与額は年の途中で、昇給・減給などによって変動する
ため、ズレが生じます。
→毎月、支給する給与を計算し、源泉税額徴収票を用いて納付額を求めているの
だから、昇給等による給与変動は源泉徴収の段階で織り込み済みでは?
源泉徴収税額表で用いられている計算式の問題?
(当然計算式の仕組みなど、表には記載してないが、、)
②扶養家族の人数が増減するため
年の途中で、結婚・出産・離婚などで扶養家族の数に増減があった場合、以後の給与支
いから源泉徴収額を修正します。さかのぼって修正することになっていないため、
ズレが生じます。
→国税庁の規定通りに、扶養家族の人数の変動以後、最初の給与支払日の前日までに
受給者が給与支払者に「給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」を提出すれば、
扶養家族の人数が変動しても、その都度、その事実が源泉税額に反映されるの
では?
ズレが生じるのは、受給者の「給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」の提出が
遅れた場合のみってこと?
上記の疑問点につき、ご教示頂きたく存じます。
何卒宜しくお願い致します。
(生命保険料控除等が源泉徴収の段階で反映されていないがために、年末調整が必要になる
ことは、文字通り、理解できております。)
>毎月、支給する給与を計算し、源泉税額徴収票を用いて納付額を求めているのだから、昇給等による給与変動は源泉徴収の段階で織り込み済みでは?
>源泉徴収税額表で用いられている計算式の問題?
⇓
折り込み済みでもすべてを網羅するわけでは無いです。
ー---
>国税庁の規定通りに、扶養家族の人数の変動以後、最初の給与支払日の前日までに受給者が給与支払者に「給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」を提出すれば、扶養家族の人数が変動しても、その都度、その事実が源泉税額に反映されるのでは?
┗毎月の給与には反映されます。
⇒ただしその反映が、すべてのケースを網羅しているわけでは無いです。
ー---
ちなみに
①今まで実務で給与計算や年末調整をされたことがありますか?
②もし①が無ければ、仮の給与で差が生じる試算をされましたか?
もし、両方ともない場合は、②を行ってみてください。
(例:毎月30万円もらっているケースと、1月~10月が5万円、11月,12月が30万円ずつのような極端な差が生じるケースで比較してみてください)
- 回答日:2022/09/17
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