個人事業主が給与所得と事業所得を複数箇所から得ている場合の入力方法
今年から個人事業主登録をした大学院生です。
大学のTAや飲食店のアルバイトでは、雇用契約を結んでおり、給与所得になると認識しています。給与の場合もメインの勤務先とそうではない勤務先によって源泉徴収額が違うと聞きました。
また、事業所得に関しても複数箇所から業務委託契約を行なっているので、確定申告の際の手順がわかっておりません。
事業所得に関しては、経費計上して事業所得を少なくしたいです。
freeeに給与所得と事業所得を分ける機能はありますでしょうか?
また、他にアドバイスなどがあればお願いいたします。
【全国対応・クラウド特化の総合事務所】熊澤会計事務所(熊澤社会保険労務士事務所)
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こんにちは
熊澤会計事務所が回答させていただきます。
①メインの勤務先とそうでない勤務先
源泉徴収はご質問者様お考えの通り異なります。
源泉徴収には甲欄、乙欄、丙欄という種類があります。
メインの勤務先先は甲欄で源泉徴収し
サブの勤務先は乙欄で源泉徴収します。
それが所得税のルールです。
②確定申告の手順
事業所得をfreee会計で計算して、決算書を作成し、その決算書を転記する形で確定申告書を作成して、そこに給与所得の源泉徴収票を加算するというイメージです。
freee会計は、事業所得を複式簿記で計算するためのツールです。
青色申告特別控除という税務上の恩恵を受けるためには、複式簿記で取引を記録することが条件なので、青色申告特別控除の適用には会計freeeが不可欠です。
③ freeeに給与所得と事業所得を分ける機能はありますでしょうか?
freee会計は事業所得を計算するためのツールなので、給与所得が混入しないように「事業主借」という勘定科目が用意されています。
また、繰り返しになりますが、freee会計は事業所得を計算するためのツールですが、事業所得計算が終わった後に作成する確定申告書も作成でき、申告まで一気通貫で出来るので、その仕上げの確定申告書に給与所得をプラスして下さい。
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- 回答日:2021/10/15
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丁寧にご回答くださりありがとうございます。理解しました。
freeeで事業所得の入力を進めたいと思います。投稿日:2021/10/15
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社長のお悩み第1位「売上が上がらない」を「売上が上がる」に改善させる!クラウド会計専門三宅綜合会計事務所
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給与所得は、源泉徴収票を必ずもらいますので、それだけで準備するものは大丈夫です。
フリーには事業所得だけ入力していくことで、完成する決算書で、給与所得とともに確定申告することになります。
- 回答日:2021/10/15
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