生計を一にするか、しないか
収入が増えてきたので、個人事業主にて開業しようと考えています。
現在彼は会社員で、私は無職です。
個人事業主になれば、私は扶養内には入りません。
結婚を視野に入れているのですが、生計を一にする、しないのメリットデメリットを教えてください。
手伝いをしてもらうことが多いので、個人事業主になれば、会社員の彼(夫)に、経費で給与を支払うことは可能なのでしょうか?
まず未婚の場合であれば、事業に実際に従事していれば、外注費を支払い、経費として計上できる可能性が高いです。
一方で、扶養外の配偶者となり生計を一にした場合の税務上のメリットはほぼなく、デメリットを記載すると下記の通りとなります。
個人事業主が家族へ給与を支払う場合には、専従者給与の要件を満たさない限り、経費になりません。つまり会社員の旦那様は専従者の要件を満たさないため、たとえ労働の対価として給与を支払っていたとしても経費にならず、それは純然たる贈与になります。
対応策としては法人を設立することが考えられます。
ご質問者様の法人を設立し、法人から旦那様に給与を支払うことで一定の経費性を保ちながら給与(経費)を支払うことができます。
長くなってしまうのでここでは詳細は割愛させていただきますが、給与の支払金額が大きい場合には、その他の法人設立のメリットデメリットと合わせてご検討いただいてもよろしいかもしれません。
- 回答日:2025/01/21
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