税金・お金に関する質問｜質問No.19667

■結論
　バイト収入が60万円ということであれば、メルレ収入を70万円未満に抑えるのが1つの基準になるかと思います。

■扶養から外れないとは？
　扶養から外れないようにするためには、次の2つの視点から検討をする必要があります。
　①親御様の社会保険に加入し続けること
　②親御様の税金の負担を増やさないこと
　
　それぞれの視点からご説明させていただきます。　

■親の社会保険に加入し続ける
　社会保険の扶養に入り続ける（自分で国民健康保険などに加入しなくていい）ためは「収入ベース」で年間130万円未満にする必要があります。

【計算式】
　給与収入＋メルレ収入＜130万円
　
　バイト収入60万円ということであれば、メルレ収入は70万円未満に抑えることが1つの基準になります。

■親の税金の負担を増やさない
　令和７年から扶養の判定基準が変更され、利益ベースで58万円以下であれば扶養に入れます。また、大学生については「特定親族特別控除」という特別な制度があり、親の税金負担が増えないラインは利益ベースで85万円です。

【計算式】
　（給与収入－給与所得控除）＋（メルレ収入－メルレ経費）≦85万円

　なお、令和7年から給与所得控除（給与収入から引ける概算経費）の最低額が65万円になりました。そのため、バイト収入60万円ということであれば、給与の利益（給与所得）は発生しません。そのため、メルレの利益が85万円以内に収められば、親御様の税金の負担は増えないものと予想されます。

■バイト先にバレないための対策
　バイト先に副業が知られる要因の1つは「住民税」です。
　副業に係る税金をバイト先に知られないようにするためには、確定申告書を提出するときに、給与、公的年金等以外の所得にかかる住民税の徴収方法という項目で「自分で納付」を選択してください。これにより副業分の住民税については、自宅に納付書が届きます。

• 回答日：2025/06/26
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バイト掛け持ち時の税金と扶養（メルレ含む）
* 扶養の壁:
* 親の扶養から外れないためには、あなたの**「給与所得」と「メルレの雑所得（収入－経費）」の合計が年間48万円以下**である必要があります。
* 給与収入103万円以下であれば給与所得は48万円以下です（給与所得控除55万円適用）。
* したがって、バイトの給与収入が60万円なら給与所得は5万円（60万-55万）。メルレの所得は43万円（48万-5万）まで許容されます。
情報漏洩対策（親・バイト先への副業バレ防止）
最も重要なのは住民税対策です。
* 確定申告を必ず行う:
* メルレの収入は年末調整されないため、ご自身で確定申告が必要です。
* 確定申告の内容が直接バイト先に通知されることはありません。
* 住民税を「普通徴収」にする:
* 毎年2月16日～3月15日の確定申告の際、「住民税に関する事項」欄で「自分で納付（普通徴収）」を選択してください。
* これにより、メルレの所得にかかる住民税はあなたの自宅に直接通知され、会社から給与天引きされることはありません。
* 念のため、確定申告書提出後に市区町村の住民税担当部署へ確認の電話を入れるとより確実です。
* 自宅に届く税務書類の管理:
* 確定申告関連書類や住民税の納税通知書は自宅に郵送されます。親御さんに見られないよう、ご自身で厳重に管理してください。

• 回答日：2025/06/26
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• 確定申告は掛け持ちしていたらメルレが20万円いかなかったとしても必要なのでしょうか？

  投稿日：2025/06/26

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＜
確定申告は掛け持ちしていたらメルレが20万円いかなかったとしても必要なのでしょうか？
＜

メルレが20万円いかなければ、確定申告は不要です。

• 回答日：2025/06/26
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