売上が細かい時の税務調査について
売上項目が細かいと税務調査が入った場合に詳細に情報をつかまれやすいので不利になると委託税理士から言われていたのですが本当ですか?こちらとしたらどの方面の売り上げが強いのか利幅の上がる商品の販売に注力できるので細かいほど良いのですが否定されていました。会計と経営が結びつかず会計がむなしいものに感じていましたがfreeeにしてそのところを細かくしたいのですが無理がありますか?
またその場合、消費税の計算に悪影響が出るでしょうか?難しくなるでしょうか?
荒井会計事務所
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はじめまして。
売上項目が細かいと税務調査が入った場合に詳細に情報をつかまれやすい=不利という解釈は、あまりに短絡的な考え方ではないかと考えます。
最近の税務調査では、freee会計とレジやECサイトを連携し、詳細なデータがあるような事業会社は、非常に好印象(抜け漏れなどの不真正が入り込む余地がないという印象)を持たれることが多いように感じています。
残念ながら経営に活かすためにという観点でお話いただけない専門家がいるのもクライアントとの新規面談などでは見聞きします。しかし、本来会計などの数字は経営の次の一手を考えるための分析資料として「リアルタイムに」「ドリルダウンができるような形式に」どんどんカスタマイズされていくべきであると考えています。
消費税の計算上は影響が出るというのも考えづらいことですから、経営や財務に向き合っていただける専門家にご相談いただくのもひとつの選択肢のように思います。ご参考まで
- 回答日:2021/08/26
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こんにちは回答させて頂きます。
経理処理を「税務調査対策」という一点に絞ればその税理士の考え方も否定できません。(荒唐無稽とは思いません)
つまり、税務調査は「時間制限ありの試合」のようなものなので、納税者の書類やデータがぐちゃぐちゃの方が、税務調査官はタイムロスが多くなり、タイムオーバーを狙いやすくなり、秩序整然としている方が、調査官の試合運びがうまくいき、ゴール(否認)を決めやすいというのは、事実あることです。
ただ、経営面から考えると全くの真逆になり、この「すべては税務調査のため」理論だと経営はできたもんではありません。
栄枯盛衰の激しい昨今のビジネス環境を生き抜くには、データから情報を拾い上げ、リアリスティックに経営判断することは「不可欠」であり、そのためにデータは秩序整然とするべきだというあなたの経営感覚は素晴らしいと思います。
ちなみに、品番管理を細かくしても、一般課税であれ簡易課税であれ消費税の計算に悪影響が出ることはありませんのでご安心ください。
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- 回答日:2021/08/26
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無理はないと思いますよ。細かいほうが経営判断につながりますからね。
所詮会計は後始末なので、相談者様の意思を大切にするということが、重要です。
消費税は割り返し計算するので、あまり関係ないですね。
- 回答日:2021/09/18
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