消費税還付申告明細表の金額が決算書と合わない
消費税の還付申告に関する明細書の仕入金額等の明細の事業所得(仕入金額と必要経費合計)が決算書の経費と合わない
消費税の還付申告と所得税確定申告で経費が一致しない原因は、課税期間、仕入と経費の範囲、計上基準の違いが考えられます。消費税の仕入税額控除対象とならない経費(給与、税金等)や、非課税仕入れ、不課税取引は消費税の明細から除外します。総勘定元帳で各勘定科目の内訳を確認し、消費税区分と所得税区分を照合して調整項目を洗い出し、明細書を作成してください。
- 回答日:2025/06/01
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考えられる理由としては、以下の点が挙げられます。
* 消費税の計算期間と決算期間のずれ: 消費税の計算期間と、決算書の対象期間が異なる場合があります。例えば、消費税の計算期間が1月~12月であるのに対し、決算期間が4月~3月である場合、単純に比較することはできません。
* 経費の計上基準の違い: 消費税の計算と決算書の作成で、経費の計上基準が異なる場合があります。例えば、消費税の計算では税込金額で処理されるのに対し、決算書では税抜金額で処理されている場合などです。
* 還付申告の対象となる経費の範囲: 消費税の還付申告では、すべての経費が対象となるわけではありません。課税売上に対応する仕入や経費のみが還付の対象となるため、対象となる経費の範囲が異なる可能性があります。
* 決算書の経費の分類: 決算書上の経費の分類と、消費税の還付申告明細書の経費の分類が異なる場合があります。例えば、決算書では「旅費交通費」として計上されているものが、消費税の還付申告明細書では複数の項目に分かれている、といったケースです。
* 税抜・税込処理の混在: 消費税の計算において、税抜処理と税込処理が混在している場合、集計方法によって金額が異なることがあります。
* 計算誤りや転記ミス: 計算ミスや転記ミスも、金額が合わない原因として考えられます。
これらの理由を一つずつ確認していくことで、不一致の原因を特定できる可能性があります。
- 回答日:2025/05/29
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回答した税理士
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