社会保険料の按分メリット
個人事業主です。健康保険料、介護保険料などを按分するべきかどうかをアドバイスしてください。FreeeのQ&Aでは、以下の回答でした。
「納税額への影響:
- 按分するかしないかで、最終的な納税額に違いが生じる可能性があります。
- これは個々の状況(事業所得の金額、他の所得の有無、控除の状況など)によって異なります。」
どういうケースだとメリットがありますか? それほど違わないのであれば、シンプルに全額、確定申告で社会保険料と申告します。
社会保険料を事業の経費として「按分」するメリットは、原則としてありません。
社会保険料は、事業の経費ではなく、確定申告で「社会保険料控除」として全額を所得から差し引きます。これにより課税所得が減り、税金が安くなります。
freeeのQ&Aの「按分」に関する言及は、おそらく家事関連費(例:自宅兼事務所の家賃など)についての一般的な説明であり、社会保険料には当てはまりません。 社会保険料は個人の支出であり、事業活動に直接関連しないからです。
- 回答日:2025/06/06
- この回答が役にたった:3
回答した税理士
初回完全無料相談/Freee会計専門/山下会計事務所/他ソフトからの移行、全国対応可/まずはお問い合わせください
- 認定アドバイザー
- 愛知県
税理士(登録番号: 100068), 社労士(登録番号: 13210457), 行政書士(登録番号: 16192456), 中小企業診断士(登録番号: 414204), その他
回答者についてくわしく知る全額を「社会保険料控除」で処理して問題ありません(按分は不要です)。
個人事業主の場合、社会保険料・国民年金・国民年金基金・小規模企業共済などは経費ではなく「所得控除」として申告します。
freeeでは「事業主貸」で登録し、品目タグに「社会保険料」「国民年金」などを付けておくと、確定申告時に自動で集計されて便利です。
- 回答日:2025/06/09
- この回答が役にたった:0