海外取引所を利用しての暗号資産の確定申告について
お世話になります。
今年、初めて海外取引所での暗号資産の取引を始めた者です。
本来、海外取引所での利益の発生は、BTC→USDTやUSDT→アルトコイン、といった通貨間の取引があった時の円建レートを全て調べる必要があると認識しております。
しかし、取引を開始した初年度で且つ、一度も出金を行っていない場合においては、入金した金額と現在の評価額がはっきりわかるのでその差額が利益であると認識して確定申告しても差し支えないでしょうか?
もちろん含み益状態のものは利益から差し引く必要があると思いますが。
取引初年で、一度も出金を行っていないという状況においての質問です。
お手数おかけしますが、宜しくお願い致します。
しかし、取引を開始した初年度で且つ、一度も出金を行っていない場合においては、入金した金額と現在の評価額がはっきりわかるのでその差額が利益であると認識して確定申告しても差し支えないでしょうか?
もちろん含み益状態のものは利益から差し引く必要があると思いますが。
→理屈的にはご認識の通りなのですが、取引量が多い場合、含み益状態のものを利益から差し引くにあたり、含み益がいくらか算出することがかなり困難かと思われます。
現状の税務上の取り扱いですと、仮に日本円で出金を行っていなかったとしても、USDT等のステーブルコイン含む各暗号資産同士の交換があった場合についても損益が確定したとみなされます。
取引量が多い場合、損益が確定したポイントが多数発生することになり、各暗号資産ごとの含み益を把握することは難しいかと思います。
そのため、12月31日時点で一度すべての暗号資産をUSDT等のステーブルコインに交換し、その際の日本円換算額と入金額の差額で損益を確定させる方法がシンプルかつ間違いがないです。
ただ、その場合、含み益、含み損ともに確定することになり、年度ごとの損益分散が図れないため、やはり今のうちから正しい計算方法により現状の確定損益を把握し、年末にかけての動きを検討される方がよろしいかと思います。
以上、よろしくお願いいたします。
- 回答日:2021/10/26
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ご返信ありがとうございます。
お伝えいただいた内容、とても納得できました。
実は機会損失になると理解しつつも年内に一度USDT等に戻して、年が明けてから再度アルトコインを購入するパターンも考えていました。
ですが私としても正しい処理での手続きを今後のためにも取っていきたいと考えております。
貴事務所は海外取引所での仮想通貨の確定申告業務は対応されていますでしょうか?投稿日:2021/10/26
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こんにちは
熊澤会計事務所が回答させていただきます。
総平均法で評価していれば差額計算でも問題ないと思います。
ただ、取得価額計算をせずにどうやって損益調整すべき「含み益」や「含み損」を計算するんでしょう?
そこがちょっぴり疑問です。
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- 回答日:2021/10/25
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ご回答いただきありがとうございます。
確かに含み益を計算する場合に、保有中の銘柄に関しては取得時の原価計算は必要かと思います。
ただ、すでに利益確定済みの全ての原価計算をするのと比べると負担が減るのかなと思いまして。
もしくは、投資をする人間として相当効率が悪いやり方かとは思うのですが、年内に全てを利益確定の上、一度国内の取引所に引きあげてしまうという方法も考えています。
そして年が明けてから改めて海外取引所に送金をして新たに取引きを開始するという方法なら全てが精算されていて分かりやすいかなと素人考えで思ったりしたのですが、ご意見いただければありがたいです。投稿日:2021/10/26
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仕様上ご返信いただいたスレッドに返信することができないようで、再度回答として追加させていただきます。
私としても正しい処理での手続きを今後のためにも取っていきたいと考えております。
貴事務所は海外取引所での仮想通貨の確定申告業務は対応されていますでしょうか?
→ご利用されている取引所にもよりますが、基本的には対応可能でございます。
差し支えなければ、より具体的な内容をお伺いさせていただきたく、ぜひ一度ご面談させていただければと思います。
もちろんメールでのご相談も可能ですので、下記メールアドレスにご連絡いただけますと幸いです。
info@meijidori.jp
何卒よろしくお願いいたします。
- 回答日:2021/10/26
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為替差損益と仮想通貨の売買損益は、分けたほうがいいと思いますが、所得の計算上問題なければ、いいと思います。
- 回答日:2021/10/25
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