「役員借入金」を返済する際に注意すること
家族経営の合同会社で役員借入金(役員=自分達)の返済ができるようになったので返済していくのに法人・個人それぞれの税務面などで注意点はありますでしょうか?
▼状況▼
合同会社(夫婦のみ)で3期目を迎えますが起業時に数百万円を役員借入金としてます。また3期までは役員報酬も無い環境で運営してましたが、徐々に売上も増加したきたので借入金の返済、また役員報酬の支払いもできるようになりました。
余剰利益を、普通の借金返済のように現金(?)で返済する方法を選択したいと思っております。普通に返済する場合、注意するべきことはありますでしょうか?
様々な資料やサイトで調べると役員借入金の返済方法としては「増資(DES)する」「債務免除」「代物弁済」「生命保険の活用」などの紹介がありますが特殊な返済方法以外の情報があまり無く質問させていただきました。
▼考慮していること▼
・一括返済は無理なので数年掛けて返済していきたいと思ってます。
・役員借入金には利息などは発生させていません。
・今期で300万円ほど返済できるので毎月25万円ずつ返済、または300万円を年初か年末などのタイミングでまとめて返済などどのような返済スケジュールが最適などあるのでしょうか?
・家族経営ですので法人への影響に加えて、個人の社会保険料や所得税住民税などの負担増加などのバランスも返済計画を考えたいと思ってます。
特殊な方法ではなく、分割して返済ということがご希望でありましたら下記の方法となります。
①一年間、役員報酬を0で返済によって生活費とする。
②一年間、役員報酬を所得税がかからない範囲で支給する。毎月8万円など。毎月回収する総額から8万円を控除した範囲内で役員借入金の返済とする。
私であれば②の方法を取ります。
理由は法人で経費に落としながらも、受け取り側の個人が無税で受け取れるためです。無税の範囲内を毎年使う方がトータルコストが安くなるという考えからです。
- 回答日:2024/06/25
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